内閣府の交通安全功労者表彰を受けた金沢工業大学友会交通安全対策専門委員会の学生らが２１日、野々市市役所で粟貴章市長に受賞報告をした。

　同委は学生１６人が所属。交通事故防止や車や自転車の運転マナーの向上に取り組んでいる。市などと連携して街頭活動を行い、交通マナーの啓発などを続けていることが評価された。７日に東京で表彰式があり、委員長の谷本拡己（ひろき）さん（２０）＝応用バイオ学科３年＝が表彰状を受け取った。

　谷本さんは「これまで長く活動を続け、引き継いでくれた先輩たちに表彰されたことを伝えたい。今後も学生の意識向上に努めていきたい」と語った。粟市長は「若い人たちの視点から交通安全について考え、具体的に行動しているのはありがたいこと」と話していた。　（鴨宮隆史）

（2017年9月22日　中日新聞朝刊かが白山版より）

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