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中日新聞掲載の大学記事

2017.09.04

愛知大学野球 秋季リーグ 名城大・栗林 5イニング無失点

 2回戦を行い、名城大は大学日本代表の遠征で1日に合流したばかりの先発右腕・栗林良吏(りょうじ、3年・愛知黎明)が5イニング1安打無失点と好投した。試合は愛院大に10−8で雪辱し、東海学園大に3−0で勝った中部大とともに3回戦に持ち込んだ。中京大は愛大に10−7で連勝し、勝ち点1とした。

■1日チーム合流 背番「26」で先発

 1回戦は僅差で敗れた名城大。「きょうはただ勝つだけじゃダメ。圧倒的な力を見せて3回戦に勢いをつけないと」。先発・栗林は闘志を白球に込め、1回から押しまくった。最速153キロの直球は名城大のスピードガンで147キロまで伸び、安打は2回に2塁打を打たれたのみ。5イニングで7三振を奪いゼロに抑えた。

 打線が力投に応えて5回までに9得点したが、リリーフ陣が踏ん張れず8失点。辛勝だったがエースの力を見せつけることはできた。栗林は大学日本代表として7月12日開幕の日米大学野球(米国)、8月20日からユニバーシアード(台北)に出場。チームに合流したのは1日で、調整不足も懸念されたが振り払った。

 1年秋から背番号「20」でプレーしたが、帰国後にそのユニホームを着ると肩周りがきつくなっていた。そのため、1サイズ大きいものに変更。くしくも、OBの山内壮馬コーチが中日時代に背負っていた「26」が付いていた。「それも意識していて今の番号は気に入っています」。気持ちも装いも新たに白星でスタートを切った。 (平野梓)

▽2回戦(1勝1敗)
名城大 100350010―10
愛院大 000005030―8
本塁打 加納(城)

▽2回戦(1勝1敗)
中部大 000100020―3
東海学園大 000000000―0

▽2回戦(中京大2勝)
中京大 000060400―10
愛大 000202201―7
本塁打 北村(京)

(2017年9月4日 中日スポーツ9面より)
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