進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2017.07.13

調理実習で食生活を学ぶ 岐阜聖徳学園大短大部 各務野高生が1日体験

 岐阜各務野高校福祉科で保育などを学ぶ3年生13人が、岐阜市の岐阜聖徳学園大短大部で、学生生活を1日体験した。

 両校は2015年に保育に関する教育で連携する協定を結び、大学の教員による出前授業などを行っており、その一環で催した。

 生徒らは、子どもの食生活を学ぶ演習で調理実習を行い、幼児教育学科の西脇泰子准教授から、高校生が昼食で取るべき食事量を学んだ。昼は約700キロカロリー分の食事が理想といい、この日はそれに合わせて、鶏のトマト煮や長芋のソテーなど5品を作った。

 生徒たちは、普段使っている小ぶりの弁当箱を持参。実際にできた料理を詰めてみると、入りきらない子がほとんどだった。森遥菜さん(18)は「普段の弁当では(栄養が)全然足りていなかったのだと驚いた。短大の明るい雰囲気も分かって、良かった」と話した。

 西脇准教授は「まだみんなは発育途中。バランスの良い食生活を続ければ、大人になっても健康な体を維持できる」と呼び掛けていた。(兼村優希)

(2017年7月13日 中日新聞朝刊岐阜近郊総合版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ