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2017.05.18
「舳五山茶」作りに精 御嵩・上之郷中生ら 茶摘みや茶もみ
御嵩町中切の上之郷中学校の生徒たちが17日、同校伝統の「舳五山茶(へごやまちゃ)」の茶摘み、茶もみ体験に精を出した。
1955(昭和30)年に当時の校長の発案で開墾された謡坂の茶園で、全学年40人が、上之郷小学校の6年生、地域住民らとともに茶葉を摘んだ。学校に持ち帰り、蒸し器で蒸した後にむしろの上でもみ、ホットカーペットの上に乗せて乾燥させた。
生徒が袋詰めして販売している舳五山茶は、名古屋芸術大(愛知県北名古屋市)デザイン学部の協力で、昨年度からパッケージデザインの一新に着手。この日の作業には大学生も加わり汗を流した。
新茶は31日の茶話会で楽しむ。初めて茶もみをした1年の男子生徒(12)は、「先輩たちに教わり、むしろの目に葉が詰まらないように丸めたり広げたりしながらもんだ。楽しかったし、自分たちのお茶が飲める日を思うと今からわくわくします」と話した。
今回摘み取った分から使う新パッケージは和紙風のラベルを使い、これまで深緑色だったロゴが、生徒のみずみずしい若さと新茶をイメージした若草色に変わった。「かりがね茶」「特選茶」などと書かれたシールも作った。7月の発売を予定している。(神谷慶)
(2017年5月18日 中日新聞朝刊可児版より)
1955(昭和30)年に当時の校長の発案で開墾された謡坂の茶園で、全学年40人が、上之郷小学校の6年生、地域住民らとともに茶葉を摘んだ。学校に持ち帰り、蒸し器で蒸した後にむしろの上でもみ、ホットカーペットの上に乗せて乾燥させた。
生徒が袋詰めして販売している舳五山茶は、名古屋芸術大(愛知県北名古屋市)デザイン学部の協力で、昨年度からパッケージデザインの一新に着手。この日の作業には大学生も加わり汗を流した。
新茶は31日の茶話会で楽しむ。初めて茶もみをした1年の男子生徒(12)は、「先輩たちに教わり、むしろの目に葉が詰まらないように丸めたり広げたりしながらもんだ。楽しかったし、自分たちのお茶が飲める日を思うと今からわくわくします」と話した。
今回摘み取った分から使う新パッケージは和紙風のラベルを使い、これまで深緑色だったロゴが、生徒のみずみずしい若さと新茶をイメージした若草色に変わった。「かりがね茶」「特選茶」などと書かれたシールも作った。7月の発売を予定している。(神谷慶)
(2017年5月18日 中日新聞朝刊可児版より)