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2017.05.13
ジャズダンス 全国V 名古屋の江戸さん 最高点でダブル受賞
名古屋市中区の三代(みしろ)舞踊団の江戸佑里菜さん(18)が、東京都内で3日に開かれたジャズダンス最難関とされる「第28回全国JDAダンスコンクール」の中高生部門で優勝、全部門を通して最高得点に与えられる都知事賞も受賞した。(長谷義隆)
2月のエントリー時点の学年で競う中高生部門は、27組が出場。江戸さんは網タイツにえんび服、シルクハットのスタイリッシュな衣装で、高速で7回転するなど高難度の技をちりばめた作品を踊り、2位以下に10点以上の大差をつけた。
江戸さんは同コンクールで2012〜15年、ペアやトリオの一員として優勝1回、準優勝2回の成績を挙げているが、ソロでは初の栄冠。
「一人でどこまで突き詰められるか、不安や悩みがあった」といい、厳しい練習に何度も涙を流した。「本選では観客に楽しんでもらえる踊りができた。しかし、一つ一つの技にはまだ甘さがある」と表情を引き締めた。
江戸さんは福井県敦賀市出身で地元の粟野中学時代から頭角を現し、15年の3代舞踊団のドイツ8都市公演にも参加。指導する坂本久美子芸術監督は「流した涙は裏切らない。彼女は脱皮して強くなった。人間としても成長してほしい」と目を細めた。
(2017年5月13日 中日新聞朝刊21面より)
2月のエントリー時点の学年で競う中高生部門は、27組が出場。江戸さんは網タイツにえんび服、シルクハットのスタイリッシュな衣装で、高速で7回転するなど高難度の技をちりばめた作品を踊り、2位以下に10点以上の大差をつけた。
江戸さんは同コンクールで2012〜15年、ペアやトリオの一員として優勝1回、準優勝2回の成績を挙げているが、ソロでは初の栄冠。
「一人でどこまで突き詰められるか、不安や悩みがあった」といい、厳しい練習に何度も涙を流した。「本選では観客に楽しんでもらえる踊りができた。しかし、一つ一つの技にはまだ甘さがある」と表情を引き締めた。
江戸さんは福井県敦賀市出身で地元の粟野中学時代から頭角を現し、15年の3代舞踊団のドイツ8都市公演にも参加。指導する坂本久美子芸術監督は「流した涙は裏切らない。彼女は脱皮して強くなった。人間としても成長してほしい」と目を細めた。
(2017年5月13日 中日新聞朝刊21面より)