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中日新聞掲載の大学記事

2017.04.21

勝利へ がむしゃらに サッカー天皇杯 岐阜経済大あす初戦

 岐阜経済大(大垣市)サッカー部が22日、天皇杯全日本サッカー選手権1回戦に県代表として挑む。出場は3年ぶり2回目。前回初戦敗退した雪辱を果たすべく、まずは初戦突破へ闘志を燃やしている。

 岐経大は9日にあった代表決定戦で、3年連続の出場を目指していたFC岐阜セカンドを3−0で破った。

 攻守にわたり「がむしゃらに走れるチーム」。3年間ヘッドコーチを務め、4月に監督に就任した寺田亮太監督(29)は「個々のレベルが今までで一番高い」と評価する。

 攻守の起点となるのは、FW谷口海斗主将(4年)とMF南佳介選手(同)。谷口主将は代表決定戦でも技ありのループシュートを決めた。1年生だった前回の初戦もフル出場したが「ぼろ負けだった。今回こそ点を取って結果を残したい」と意気込む。南選手は膝に大けがを負って1月に復帰し、圧倒的存在感でチームを引っ張る。

 守護神は3年生のGK高田優選手。大きな声で常に明るい雰囲気づくりを心掛ける。DFリーダーの柳原豪人選手(4年)は「粘り強く、無失点で抑えたい」と力強く語った。

 初戦の相手は新潟県代表の新潟医療福祉大サッカー部。寺田監督は「守備のチームだが、縦に速く攻撃をしかけていける。ボールを奪われた直後の対応が重要」と分析。練習では、奪われた瞬間の守備を何度も確認していた。

 試合は岐阜市の長良川球技メドウで、午後1時から。(北村希)

(2017年4月21日 中日新聞朝刊岐阜総合版より)
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