HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2017.04.24
愛知大学野球 愛大サヨナラ勝ち 延長11回 渡辺和が右前打
愛大はサヨナラ勝ちで名城大に連勝、勝ち点を1とした。2−2の延長11回2死二塁、渡辺和哉三塁手(4年・加古川北)が右前適時打を放った。中部大は4−2で中京大に雪辱し1勝1敗、3回戦に持ち込んだ。
■やっと報われた
一、二塁間を破った打球を見て、やっと報われた気がした。サヨナラ打を放った愛大・渡辺和は「今まで不運な当たりが多く、ずっと『なんでや』って…。モヤモヤしていた気持ちが晴れました」。ベンチから一斉に飛び出した仲間に、もみくちゃにされながら喜んだ。
開幕週からバットの芯で捉えたいい当たりが、全て野手の正面にいく。チャンスもいくつも潰し、チームのみんなに申し訳ない気持ちだった。今回の名城大戦では試しにグリップを短く持ったが、1回戦から10打席続けて無安打。延長11回の打席だけは「どうせならフルグリップで思い切り打ってやる」と持ち替えてみた。
今季初の勝ち点をつかみ、失いかけた自信も取り戻した。「ここから優勝を狙っていく」と意気込んだ。 (平野梓)
■2年生右腕好救援 中部大・片塩
中部大の最速149キロを誇る2年生右腕・片塩が好救援した。5回2死二塁で登板し二、三塁とピンチを広げたが中京大の5番・池田を空振り三振に。以降も持ち味の球威で押しまくった。味方が逆転した直後の9回は、打者2人を空振り三振に仕留めて自身のリーグ戦初白星を飾った。
この日は指のかかりが良く、自己最速にあと1キロの148キロをマーク。「気合の入る場面での登板だったし、チームの勝ちを意識していたので本当にうれしいです」と笑顔で振り返った。
▽2回戦(愛大2勝)
名城大 00200000000―2
愛大 00100000101―3
(延長11回)
▽2回戦(1勝1敗)
中京大 011000000―2
中部大 01000003x―4
本塁打 池田(京)
(2017年4月24日 中日スポーツ9面より)
■やっと報われた
一、二塁間を破った打球を見て、やっと報われた気がした。サヨナラ打を放った愛大・渡辺和は「今まで不運な当たりが多く、ずっと『なんでや』って…。モヤモヤしていた気持ちが晴れました」。ベンチから一斉に飛び出した仲間に、もみくちゃにされながら喜んだ。
開幕週からバットの芯で捉えたいい当たりが、全て野手の正面にいく。チャンスもいくつも潰し、チームのみんなに申し訳ない気持ちだった。今回の名城大戦では試しにグリップを短く持ったが、1回戦から10打席続けて無安打。延長11回の打席だけは「どうせならフルグリップで思い切り打ってやる」と持ち替えてみた。
今季初の勝ち点をつかみ、失いかけた自信も取り戻した。「ここから優勝を狙っていく」と意気込んだ。 (平野梓)
■2年生右腕好救援 中部大・片塩
中部大の最速149キロを誇る2年生右腕・片塩が好救援した。5回2死二塁で登板し二、三塁とピンチを広げたが中京大の5番・池田を空振り三振に。以降も持ち味の球威で押しまくった。味方が逆転した直後の9回は、打者2人を空振り三振に仕留めて自身のリーグ戦初白星を飾った。
この日は指のかかりが良く、自己最速にあと1キロの148キロをマーク。「気合の入る場面での登板だったし、チームの勝ちを意識していたので本当にうれしいです」と笑顔で振り返った。
▽2回戦(愛大2勝)
名城大 00200000000―2
愛大 00100000101―3
(延長11回)
▽2回戦(1勝1敗)
中京大 011000000―2
中部大 01000003x―4
本塁打 池田(京)
(2017年4月24日 中日スポーツ9面より)