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2017.04.13
成長産業発掘へ連携 県、6大学、金融機関など
滋賀をシリコンバレーに−。大学などの研究の事業化を専門とする「リバネス」(東京)と県、県産業支援プラザ、県内6大学、2金融機関は12日、滋賀発の世界に通用する成長産業の発掘・育成を目的とした連携協定を県公館で締結した。
リバネスは、滋賀が米国シリコンバレーのように、大学やモノづくり企業が集積しており、水環境が整っていることに注目。同社と県は昨年度から、大学などの研究開発を発掘して事業化を支援するプログラムを実施している。連携協定により、県や支援プラザ、金融機関が有望な研究を企業に引き合わせ、県経済を引っ張る産業になることを期待する。
リバネスと県は、1月に大学研究者や中小企業を対象にした「滋賀テックプラングランプリ」を開催。アロエから乳頭ケア用品を開発した滋賀医科大の研究チームがグランプリを受賞した。締結式では、同大の理事が研究が事業化を見据えていることを明かした。
リバネスの高橋修一郎社長は「たくさんの大学の方々と新たな一歩を踏み出すところまで来られたことに感謝したい」と話し、三日月大造知事は「しっかりこの取り組みを前に進めていきたい」と誓った。
連携したのは他に、滋賀大、県立大、長浜バイオ大、立命館大、龍谷大、滋賀銀行、関西アーバン銀行。第2回のグランプリは7月に開催する。(堀尾法道)
(2017年4月13日 中日新聞朝刊滋賀総合版より)
リバネスは、滋賀が米国シリコンバレーのように、大学やモノづくり企業が集積しており、水環境が整っていることに注目。同社と県は昨年度から、大学などの研究開発を発掘して事業化を支援するプログラムを実施している。連携協定により、県や支援プラザ、金融機関が有望な研究を企業に引き合わせ、県経済を引っ張る産業になることを期待する。
リバネスと県は、1月に大学研究者や中小企業を対象にした「滋賀テックプラングランプリ」を開催。アロエから乳頭ケア用品を開発した滋賀医科大の研究チームがグランプリを受賞した。締結式では、同大の理事が研究が事業化を見据えていることを明かした。
リバネスの高橋修一郎社長は「たくさんの大学の方々と新たな一歩を踏み出すところまで来られたことに感謝したい」と話し、三日月大造知事は「しっかりこの取り組みを前に進めていきたい」と誓った。
連携したのは他に、滋賀大、県立大、長浜バイオ大、立命館大、龍谷大、滋賀銀行、関西アーバン銀行。第2回のグランプリは7月に開催する。(堀尾法道)
(2017年4月13日 中日新聞朝刊滋賀総合版より)