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中日新聞掲載の大学記事

2017.03.05

学生堂々 見えを切る 東海学園大で歌舞伎公演

 東海学園大の学生による歌舞伎公演が4日、天白区中平2の同大名古屋キャンパスであった。2年生から4年生まで11人が舞台に立ち、堂々とした演技を披露した。

 同大の安田文吉教授のゼミの卒業研究プロジェクト。安田教授が教えていた南山大(昭和区)でも上演されていたが、退職後に閉幕。東海学園大の学生のみでは今回が初めての上演となった。

 江戸末期に河竹黙阿弥が書いた「青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)」の一場面を演じ、1人ずつ名乗りを上げ、見えを切る場面では客席からおひねりが飛んだ。

 4年生の三佐尾昌奈さん(22)は終演後、「歌舞伎が好きだったので、まさか自分ができる日が来るなんて。今はほっとしています」と話した。 (中山梓)

(2017年3月5日 中日新聞朝刊市民総合版より)
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