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中日新聞掲載の大学記事

2017.03.01

大学など連携取り組み 教育事業の成果を報告

 大学などが共同で取り組む教育事業の成果報告会が28日、金沢市内のホテルで開かれた。全国の大学関係者ら250人が参加し、金沢大(同市)、金沢工業大(野々市市)などが地域や分野ごとの連携事例を発表した。

 事業は文部科学省が全国の49件を選定し、2012年度から16年度まで5年間実施。金大が情報発信を担当していることから、報告会を主催した。

 金大は、県内19の高等教育機関が連携し、地球規模の視点を持ちつつ地域課題に挑む人材の育成を図った取り組みを発表。文科省の別の支援事業も使い、学生が海外で研さんを積むプログラムを立ち上げたことを紹介した。

 金沢工大は分野連携として、北陸先端科学技術大学院大(能美市)との共同事業を発表。コンピューターが組み込まれたシステムの技術者を育てるプログラムをつくった。個々の学生に合わせ、情報、電気、機械の知識を横断的に教えるなどして実践力と創造性を養った。 (日下部弘太)

(2017年3月1日 北陸中日新聞朝刊石川県内版より)

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