進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2016.12.31

立命大4連覇 名城大2位 全日本大学女子選抜 駅伝

 全日本大学女子選抜駅伝は30日、静岡・富士山本宮浅間大社前から富士総合運動公園陸上競技場までの7区間43.8キロのコースで行われ、立命大が2時間25分43秒で4連覇を果たした。名城大が1分38秒差の2位。10月の全日本大学女子駅伝優勝の松山大は3位だった。立命大は3区で区間賞の大森菜月がトップの松山大を捉え、4区の池内彩乃以降が安定したレース運びで突き放した。

 (1)立命大(佐藤、菅野、大森、池内、和田、園田、松本)2時間25分43秒(2)名城大2時間27分21秒(3)松山大2時間27分57秒(4)大阪学院大2時間28分18秒(5)日体大2時間28分36秒(6)京産大2時間28分37秒

 【区間1位記録】▽1区(4.1キロ) 高見沢安珠(松山大)12分42秒▽2区(6.8キロ) 高見沢里歩(松山大)21分19秒▽3区(3.3キロ) 大森菜月(立命大)10分13秒▽4区(4.4キロ) 池内彩乃(立命大)14分13秒▽5区(10.9キロ) 棚池穂乃香(京産大)36分29秒▽6区(6キロ) 上原明悠美(松山大)19分38秒▽7区(8.3キロ) 細田あい(日体大)29分48秒

■名城大、代役が活躍

 名城大は大会直前にエース湯沢が右太ももを痛めて欠場。4年生のいないチームで臨んだが、前回に続く2位と健闘した。活躍が光ったのは、湯沢の代わりに最長の5区を走った3年赤坂。区間3位の力走でチームを4位から2位に押し上げ、米田監督も「直前の変更でよく本来の走りをしてくれた」とたたえた。

 10月の全日本大学女子駅伝は花粉症でコンディションを崩し、区間16位と悔しい思いを味わった。「今回は4年生がいない。自分がやるんだという重圧を力に変えられた」。来春からは名実ともにチームの軸として、名城大をけん引するつもりだ。

(2016年12月31日 中日新聞朝刊23面より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ