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中日新聞掲載の大学記事

2016.12.23

長浜バイオ大 「本日」休講 みんな参加を 曳山まつり継承後押し

 長浜バイオ大(長浜市)は、ユネスコ無形文化遺産に登録された長浜曳山(ひきやま)まつりに学生に積極的に関わってもらおうと、毎年4月15日のまつり本日(ほんび)を休講にすると決めた。

 バイオ大の学生は開学翌年の2004年以降、毎年10人ほどの有志が、曳山の引き手のボランティアをしている。休講措置により、さらに多くの学生に体験や見物をしてもらい、まつりの継承を後押ししたい考えだ。

 今後、引き手を希望する学生のため、募集や参加の仕組みをつくる。希望する学生には、交通費の支給なども検討する。

 学生1100人のうち大半を市外出身者が占めるバイオ大の参加は、まつりの魅力を広める点でも追い風となりそうだ。

 まつりを取り仕切る総当番の竹中一浩委員長(61)は「曳山まつりが参加型の『みんなのまつり』になるいいきっかけ。遠方出身の学生さんも多いので、卒業後の情報発信にも期待したい」と話している。(渡辺大地)

(2016年12月23日 中日新聞朝刊びわこ総合版より)

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