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中日新聞掲載の大学記事

2016.10.27

アレルギー対応コース料理 稲沢・短大生考案 クリスマス会で提供へ

 食物アレルギーのある子どもが食べられる洋食のフルコースを、稲沢市の愛知文教女子短大の学生が考案し25日、学内で試食会が開かれた。12月10日に学内で開催する一般参加型のクリスマスパーティーで提供する。(花井康子)

 考案したのは生活文化学科食物栄養専攻の2年生41人。前菜3品、スープ、魚、肉、米料理、デザート3品の計10品を作った。

 マカロニのバジルソースあえは小麦粉の代わりに米粉でマカロニを作った。「スコッチポテト」は卵の代わりにカボチャとジャガイモを使いコクと食べ応えを出すなど牛乳や小麦粉など7大アレルゲンを含まず、おいしくする工夫をした。

 食材は、有機低農薬野菜や無添加食品の宅配事業を手掛ける一宮市の「らでぃっしゅぼーや中部センター」が提供した。

 デザートの「カボチャの蒸しカップケーキ」を担当した2年生の宮本栞奈さん(19)=稲沢市=は「外食が制限される方々に食事を楽しんでもらえたら」と話した。

 クリスマスパーティーは、午前11時半〜午後2時。参加費は未就学児1人1500円(プレートランチ)、小学1年生以上が2800円。定員60人で、応募者多数の場合は抽選。申し込みは11月1〜18日の平日午前9時〜午後6時。(問)らでぃっしゅぼーや=(0120)831375

(2016年10月27日 中日新聞朝刊尾張総合版より)
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