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2016.10.26
交通安全 絵本で学んで 名女短大生が制作、作画も
名古屋女子大短期大学部保育学科(瑞穂区汐路町3)の学生が交通安全をテーマに作った絵本が完成した。区のマスコットキャラクター「みずほっぺ」を登場させ、子どもに分かりやすい本になるよう工夫した。区内の保育園や幼稚園、図書館などで活用する。(戸川祐馬)
絵本は「いつもみてるよみずほっぺ」でA4判、24ページ。6歳の男の子が横断歩道で青信号が点滅しているのに渡ろうとする場面で、遠くから見守っていたみずほっぺが登場する。男の子はみずほっぺに信号の意味を教えてもらい、信号を守ることを約束する。
絵も学生が描いた。赤信号の意味を教えるページでは、人の顔をした赤信号が信号機から飛び出してきて「わたってはいけない」と訴える。信号の色は鮮明に記憶に残るよう原色を使い、メッセージは読みやすいよう絵に重ねないようにした。
制作したのは、保育士や幼稚園教諭を目指している2年生の早川菜奈美さん(20)と坪井智美さん(19)、中間菜月さん(19)、橋向佑貴さん(20)。昨年度、1年生170人が授業で4人1組となって絵本を作り、各クラスの代表作計4点をB3判の画用紙で大型絵本にした。教員や区役所、瑞穂署などで審査し、本にする1点を選んだ。
早川さんは「区内の保育園や幼稚園で配ってもらえるとは」と驚き、坪井さんは「子どもの目にはどんなふうに映るか思いを巡らせた」。中間さんは「就職したら自分が担当する子どもたちに読みたい」と語った。
代表して絵本を受け取った区保育協会長の竹内清さん(67)は「手作りの絵本で学生たちの思いが伝わるはずだ。この本で交通安全意識が培われれば」と期待した。
(2016年10月26日 中日新聞朝刊市民版より)
絵本は「いつもみてるよみずほっぺ」でA4判、24ページ。6歳の男の子が横断歩道で青信号が点滅しているのに渡ろうとする場面で、遠くから見守っていたみずほっぺが登場する。男の子はみずほっぺに信号の意味を教えてもらい、信号を守ることを約束する。
絵も学生が描いた。赤信号の意味を教えるページでは、人の顔をした赤信号が信号機から飛び出してきて「わたってはいけない」と訴える。信号の色は鮮明に記憶に残るよう原色を使い、メッセージは読みやすいよう絵に重ねないようにした。
制作したのは、保育士や幼稚園教諭を目指している2年生の早川菜奈美さん(20)と坪井智美さん(19)、中間菜月さん(19)、橋向佑貴さん(20)。昨年度、1年生170人が授業で4人1組となって絵本を作り、各クラスの代表作計4点をB3判の画用紙で大型絵本にした。教員や区役所、瑞穂署などで審査し、本にする1点を選んだ。
早川さんは「区内の保育園や幼稚園で配ってもらえるとは」と驚き、坪井さんは「子どもの目にはどんなふうに映るか思いを巡らせた」。中間さんは「就職したら自分が担当する子どもたちに読みたい」と語った。
代表して絵本を受け取った区保育協会長の竹内清さん(67)は「手作りの絵本で学生たちの思いが伝わるはずだ。この本で交通安全意識が培われれば」と期待した。
(2016年10月26日 中日新聞朝刊市民版より)
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