進学ナビ

HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て

中日新聞掲載の大学記事

2016.10.08

かわいい“空の名菓” 中部空港で販売 金城学院大生が開発協力

 中部国際空港(常滑市)と産学連携協定を結ぶ金城学院大(守山区)の学生が、空港内のショップ「そらみせ」と協力し「招き猫金平糖(こんぺいとう)」と「セントレアのほし ドロップ」を開発した。販売開始の7日には、学生3人が店頭で購入を呼び掛けた。(小西数紀)

 2つとも、学生チーム「金城セントレアサポーターズ」が開発にかかわった初めての商品。チームは今年5月の連携協定で、金城学院大国際情報学部の庫元正博教授のゼミ3年生10人で発足した。

 招き猫金平糖は、丸い瓶にカラフルなコンペイトーを詰め、常滑名物の招き猫を描いた帯で飾った。帯は4色そろえ、「細かいところまでかわいく」という学生のアイデアを生かして帯の後ろにもネコのしっぽをあしらっている。サポーターズのアイデアを取り入れて、そらみせを運営するスーベニール(京都市)が作った。500円(税別)。ドロップは、夜間飛行で見える夜空をイメージ。瓶には夜空を飛ぶ飛行機などがプリントされたタグを取り付けている。650円(税別)。

 商品は10月22日に開かれる大学祭でも販売するという。

 販売初日は、ピンク色のチームオリジナルポロシャツを着た学生3人が店頭に立った。招き猫金平糖のプロジェクトでリーダーを務めた国際情報学部3年の岩田のぞみさん(21)は「商品ができるまで、こんなに大変なことなんだとあらためて感じた。アイデアが形になって達成感がある」と話した。

(2016年10月8日 中日新聞朝刊市民版より)
  • X

戻る < 一覧に戻る > 次へ