HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2016.09.20
愛知大学野球 秋季リーグ 中京大が勝ち点2
1部の第3週第2日は19日、愛知県の豊田市運動公園野球場で2回戦2試合を行い、中京大が5−2で中部大に連勝し、勝ち点2とした。愛院大は3−2で名城大に勝ち、1勝1敗で3回戦に持ち込んだ。愛院大は今季初勝利。名城大は今季初黒星を喫した。
中京大は2回に池田の適時二塁打で先制。1点差に迫られた9回には、池田のリーグ戦初本塁打となる3ランで突き放した。中部大は9回に代打攻勢で1点を返したが届かなかった。
愛院大は2回に与那覇、高木、植村の適時打で3点を先行。曽田−大蔵の継投で逃げ切った。名城大は3回に2点を返したが、その後の好機を生かせなかった。
■取り戻したエースの心 愛院大・大蔵 1年ぶり登板
1つアウトを取るごとにベンチで歓声が上がる。チームメートの支えが何よりうれしかった。愛院大の大蔵が1年ぶりに公式戦に登板し、2回を無安打無失点。「楽しかった」とマウンドに立てる喜びをかみしめていた。
出番は1点リードの8回だった。緊張は隠せず、ボールにばらつきはあったが要所で力のある直球を投げ込んだ。
昨春は優勝に貢献し、最優秀選手賞を受賞した。140キロを超える直球と鋭いフォークボールが武器。秋は本来の力が発揮できずにチームは最下位に沈み、2部との入れ替え戦にも敗れた。傷心と腰痛で野球と向き合えなくなった。今春には体調が戻っていたがベンチから外れていた。
木村監督の「今、変わればいい」の声に背中を押され、8月に本格的な投球練習を再開。大蔵は「学生生活最後のシーズンなので頑張りたい」と決意を新たにする。「帰ってきたエース」は今後の対戦校の脅威となる。 (東郷賢一)
▽豊田 2回戦(1勝1敗)
名城大 002000000―2
愛院大 03000000x―3
▽同 2回戦(中京大2勝)
中京大 010100003―5
中部大 000000011―2
本塁打 池田(京)
(2016年9月20日 中日新聞朝刊18面より)
中京大は2回に池田の適時二塁打で先制。1点差に迫られた9回には、池田のリーグ戦初本塁打となる3ランで突き放した。中部大は9回に代打攻勢で1点を返したが届かなかった。
愛院大は2回に与那覇、高木、植村の適時打で3点を先行。曽田−大蔵の継投で逃げ切った。名城大は3回に2点を返したが、その後の好機を生かせなかった。
■取り戻したエースの心 愛院大・大蔵 1年ぶり登板
1つアウトを取るごとにベンチで歓声が上がる。チームメートの支えが何よりうれしかった。愛院大の大蔵が1年ぶりに公式戦に登板し、2回を無安打無失点。「楽しかった」とマウンドに立てる喜びをかみしめていた。
出番は1点リードの8回だった。緊張は隠せず、ボールにばらつきはあったが要所で力のある直球を投げ込んだ。
昨春は優勝に貢献し、最優秀選手賞を受賞した。140キロを超える直球と鋭いフォークボールが武器。秋は本来の力が発揮できずにチームは最下位に沈み、2部との入れ替え戦にも敗れた。傷心と腰痛で野球と向き合えなくなった。今春には体調が戻っていたがベンチから外れていた。
木村監督の「今、変わればいい」の声に背中を押され、8月に本格的な投球練習を再開。大蔵は「学生生活最後のシーズンなので頑張りたい」と決意を新たにする。「帰ってきたエース」は今後の対戦校の脅威となる。 (東郷賢一)
▽豊田 2回戦(1勝1敗)
名城大 002000000―2
愛院大 03000000x―3
▽同 2回戦(中京大2勝)
中京大 010100003―5
中部大 000000011―2
本塁打 池田(京)
(2016年9月20日 中日新聞朝刊18面より)