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中日新聞掲載の大学記事

2016.09.19

ETロボコン技術競う 北陸大会 金沢工大が優勝

 自律走行型ロボットカーの制御技術を大学、高専、企業チームが競う「ETロボコン北陸地区大会」が18日、金沢工業大(野々市市)であった。アドバンストクラスで同大夢考房の学生チーム「T・K・O」が優勝した。

 石川、富山、福井、長野の4県から、定められたコースの走行タイムを競うプライマリークラスに8チーム、走行タイムとコース上に設置された課題をクリアしたポイントを競うアドバンストクラスには3チームが参加した。全チームは主催者側が用意した同じロボットカーを使い、制御ソフトの性能を競った。

 アドバンストクラスの課題は、4色のブロックを指定の位置まで運ぶ「ブロック並べ」と、事前に割り振られた色以外の3色のブロックを押し出す「ET相撲NEO」。色の識別能力を競った。各チームはロボットカーの「アーム」でブロックを移動させた。

 プライマリークラスは長野県上田市の企業チーム「飛べ!ぼくらの星屑(くず)列車」が制した。

 両クラス優勝チームは11月16〜17日、横浜市で開かれる全国大会に出場する。 (冨田章午)

(2016年9月19日 北陸中日新聞朝刊14面より)
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