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中日新聞掲載の大学記事

2016.09.04

「長良ぶどうブッセ」考案 岐阜女子大生 糖度を生かしクリームに

 岐阜市で生産される「長良ぶどう」をPRしようと、岐阜女子大の健康栄養学科の学生3人が、ブドウを使ったクリームをふわふわした食感の焼き菓子に挟んだ「長良ぶどうブッセ」を考案。3日に同市下土居のJA直売所「おんさい広場」で販売した。3個入り150円で、10日にも同じ場所で販売する。

 岐阜女子大はこれまでにもぎふ農業協同組合(JAぎふ)の呼び掛けに応じ、長良ぶどうのジャム、ソフトキャンディーなどを商品化してきた。

 ブッセの商品化は「食べやすく、女性に好まれるお菓子」を狙った。食品加工が専門の舘和彦教授の研究室に所属する4年生が、卒業研究として取り組んだ。

 今回は紫色で大粒の品種・巨峰を生クリームと合わせた。糖度の高い長良ぶどうの甘みを生かし、クリームには砂糖を使わず、一口サイズに仕上げた。上田玲さん(21)は「食感や色の鮮やかさを比べ、ブドウを皮ごと使うことにした」と話していた。

 (木下大資)
 
 (2016年9月4日 中日新聞朝刊岐阜県版より)
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