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2016.08.07
金沢市の課題 解決策を提案 金沢工大生
金沢工業大(野々市市)の2年生は、問題の発見から解決までの道筋を学ぶ授業「プロジェクトデザイン2(ローマ数字の2)」の一環として、金沢市が抱えるさまざまな課題に対し、研究を深めた成果を発表した。
学生は市から研究テーマの提供を受け、チームを組んで課題の背景や解決策を研究してきた。計290チームのうち選抜された8チーム42人が「これからの地域福祉」「地球温暖化の現状と対策」など5つのテーマについて発表した。
「里山の活性化」をテーマにしたチームは、人口が減少傾向にある湯涌地区について、学生が空き家をリフォームして、1週間程度の定住体験を通して移住に結びつける案を示した。
市の担当者は学生がリフォームを手掛ける提案について「機会があればぜひ協力してほしい」と評価する一方、移住には仕事やコミュニケーションの課題もあると助言した。学生たちは、後期はより実践的な研究に取り組む。 (小室亜希子)
(2016年8月7日 北陸中日新聞朝刊金沢版より)
学生は市から研究テーマの提供を受け、チームを組んで課題の背景や解決策を研究してきた。計290チームのうち選抜された8チーム42人が「これからの地域福祉」「地球温暖化の現状と対策」など5つのテーマについて発表した。
「里山の活性化」をテーマにしたチームは、人口が減少傾向にある湯涌地区について、学生が空き家をリフォームして、1週間程度の定住体験を通して移住に結びつける案を示した。
市の担当者は学生がリフォームを手掛ける提案について「機会があればぜひ協力してほしい」と評価する一方、移住には仕事やコミュニケーションの課題もあると助言した。学生たちは、後期はより実践的な研究に取り組む。 (小室亜希子)
(2016年8月7日 北陸中日新聞朝刊金沢版より)