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2016.08.04
四日市公害知ろう 学生らに体験伝える 語り部・野田さんが講話
四日市公害訴訟の原告で、語り部として活動する野田之一さん(84)が2、3日、四日市市の「四日市公害と環境未来館」の講座などで体験を語り、小中学生や大学生が耳を傾けた。
2日は四日市大(四日市市)の全学共通科目「四日市学」のバス研修で、学生56人に市内の磯津海岸の前で講話。「医者なんてかかったことのない体自慢でも、公害という化け物には勝てなかった」「裁判をしなければ生きていけないという切羽詰まった状況だった」などと語った。
3日は環境未来館で小学4年〜中学生対象の講座「語り部の話を聞くレポーターになろう」が開かれ、12人の子どもたちに公害の様子を説明。「自由研究で皆に伝えたい」などと感想を述べた子どもたちに「その気持ちを忘れず、地球を大切にして」と呼び掛けた。講座は11日午後1時半からもある。参加無料。(問)環境未来館=059(354)8065
(吉岡雅幸)
(2016年8月4日 中日新聞朝刊北勢版より)
2日は四日市大(四日市市)の全学共通科目「四日市学」のバス研修で、学生56人に市内の磯津海岸の前で講話。「医者なんてかかったことのない体自慢でも、公害という化け物には勝てなかった」「裁判をしなければ生きていけないという切羽詰まった状況だった」などと語った。
3日は環境未来館で小学4年〜中学生対象の講座「語り部の話を聞くレポーターになろう」が開かれ、12人の子どもたちに公害の様子を説明。「自由研究で皆に伝えたい」などと感想を述べた子どもたちに「その気持ちを忘れず、地球を大切にして」と呼び掛けた。講座は11日午後1時半からもある。参加無料。(問)環境未来館=059(354)8065
(吉岡雅幸)
(2016年8月4日 中日新聞朝刊北勢版より)