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中日新聞掲載の大学記事

2016.05.25

柳ケ瀬の町並み デジタルで保存 岐阜女子大生 写真や動画撮影 プロカメラマン指導

 岐阜女子大文化創造学部(岐阜市太郎丸)の学生が24日、岐阜市の柳ケ瀬商店街で、働く人々や町並みの撮影を始めた。写真や動画のデジタルデータを作成、保存する授業の一環。岐阜市出身のプロカメラマンのハヤシアキヒロさん(51)=東京都=が撮影を指導した。(督あかり)

 同学部の学生は2000年度以降、白川郷など各地で写真や動画を撮影し、大学のホームページで公開してきた。資料をデジタル化し、保存する技術を持った人材を育成する狙いという。

 24日の柳ケ瀬での撮影には、1〜4年の学生40人が参加した。ハヤシさんは、一部の学生をモデル役にし、撮影法を指導。「手を伸ばすと届きそうになるくらいの距離で撮るように」「撮影する時は、相手としゃべりながら」などと助言した。

 学生たちは、2人1組でカメラを1台持ち、商店街を歩き回って撮影した。

 3年生の西村爽(さやか)さん(20)は「柳ケ瀬には若者にとっても、面白いお店があると思う。これからお店の人をいっぱい撮りたい」と意気込んだ。

 学生による柳ケ瀬の撮影とデータ化は、2年ががりで行う。インターネットなどで作品を公開することを検討する。

(2016年5月25日 中日新聞朝刊岐阜近郊版より)
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