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2016.04.22
南吉童話11作品 記念館で読書会 24日に初回
南吉童話を読んで意見を交わす読書会が今年も24日から、半田市の新美南吉記念館で始まる。初回は「ごんごろ鐘」を取り上げる。同館は参加者を募っている。
読書会は2000年にスタート。毎月下旬の日曜日午後2〜4時を基本に月1回の開催。司会と解説は、南吉研究で定評のある前記念館長の矢口栄さん(80)。
本年度は、1942年に書かれた「ごんごろ鐘」から43年の亡くなる直前に書き上げた「疣(いぼ)」まで晩年の11作品を読む。学芸員の遠山光嗣さん(44)は「最も脂が乗った時期の作品でエゴや苦悩をテーマにした話も多い。語り合うことで新たな視点が見つかるはず」と話す。
昨年度から日本福祉大社会福祉学部の学生が卒業制作の一環で参加し、20〜70代まで幅広い年代が語り合う場となっている。
年度途中の回からの参加も可能。初回参加時のみテキスト代500円が必要。(問)新美南吉記念館=0569(26)4888
(2016年4月22日 中日新聞朝刊知多版より)
読書会は2000年にスタート。毎月下旬の日曜日午後2〜4時を基本に月1回の開催。司会と解説は、南吉研究で定評のある前記念館長の矢口栄さん(80)。
本年度は、1942年に書かれた「ごんごろ鐘」から43年の亡くなる直前に書き上げた「疣(いぼ)」まで晩年の11作品を読む。学芸員の遠山光嗣さん(44)は「最も脂が乗った時期の作品でエゴや苦悩をテーマにした話も多い。語り合うことで新たな視点が見つかるはず」と話す。
昨年度から日本福祉大社会福祉学部の学生が卒業制作の一環で参加し、20〜70代まで幅広い年代が語り合う場となっている。
年度途中の回からの参加も可能。初回参加時のみテキスト代500円が必要。(問)新美南吉記念館=0569(26)4888
(2016年4月22日 中日新聞朝刊知多版より)