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中日新聞掲載の大学記事

2016.02.22

地域を堪能「また来たい」 白川町 南山大生が訪問・交流

 南山大のボランティアサークル「Together」の学生11人が20、21の両日、白川町東部の切井地区を訪れ、住民らと地域の名所を巡ったり、郷土料理を作ったりして交流した。

 同町の地域おこし協力隊員、村上健太さん(26)が昨年12月、知り合いの紹介で、名古屋市昭和区の同大であった学生ボランティアの交流会に参加し、同サークルのメンバーと出会ったのがきっかけ。町内で一緒にイベントを企画しようと意気投合し、視察などのために学生らを招いた。

 学生たちは初日に同町切井の龍氣寺などを見学。21日は、地元のまちづくり団体「清流club」のメンバーらの案内で、33の観音像が点在する隠居山を歩いた後、地元に自生するクルミをつけ汁に入れた「クルミうどん」作りや餅つきを体験した。住民ら約20人としし鍋なども囲んで歓談した。

 白川町を初めて訪れた同大総合政策学部2年の和泉望乃(のの)さん(20)は「自然も見どころも多く、また来たいと思った。地域の人たちと協力して盛り上げていけたらうれしい」と話していた。(平井一敏)

(2016年2月22日 中日新聞朝刊広域岐阜版より)

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