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2015.12.23
ロシア文学を解説 亀山名古屋外大学長が講演
名古屋外国語大(日進市)の研究・教育成果を発信する「名古屋外国語大学出版会」の4月設立を記念し、ロシア文学研究で知られる同大の亀山郁夫学長が22日、名古屋・名駅のウインクあいちで講演した。
同出版会の刊行したエッセー集「世界が終わる夢を見る」の内容を紹介しながら、10年にわたり翻訳と研究を続けるロシアの小説家ドストエフスキーの人物や作品の背景などを解説した。
亀山学長はドストエフスキーの文学を「黙過、つまり他人の不幸への共感を失い、黙って見過ごす人間の心情が中心テーマになっている」と語った。
主要国首脳会議(サミット)の研究で知られる同大の高瀬淳一教授も登壇し、出版会から出したサミットの解説本を紹介した。(安藤孝憲)
(2015年12月23日 中日新聞朝刊県内総合版より)
同出版会の刊行したエッセー集「世界が終わる夢を見る」の内容を紹介しながら、10年にわたり翻訳と研究を続けるロシアの小説家ドストエフスキーの人物や作品の背景などを解説した。
亀山学長はドストエフスキーの文学を「黙過、つまり他人の不幸への共感を失い、黙って見過ごす人間の心情が中心テーマになっている」と語った。
主要国首脳会議(サミット)の研究で知られる同大の高瀬淳一教授も登壇し、出版会から出したサミットの解説本を紹介した。(安藤孝憲)
(2015年12月23日 中日新聞朝刊県内総合版より)