シンガー・ソングライターの新沢としひこさんが、関市桐ケ丘の中部学院大を訪れ、同大短期大学部幼児教育学科の１年生１１０人と交流する特別講義をした。

　保育者になるための基本を学ぶ「基礎ゼミナール」の一環で、子どもの感性を豊かにする「遊び」の大切さを再確認することが狙い。新沢さんは２０１１年に同大の客員教授になり、年に一度、同様の講義やワークショップを開いている。

　新沢さんは学生の前で「にじ」など４曲の歌を披露。学生が歌のメロディーに合わせてテーマを決め、その動きを表現するダンスを即興で発表する場面もあった。（大野雄一郎）

（2015年11月28日　中日新聞朝刊中濃版より）