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中日新聞掲載の大学記事

2009.05.26

愛知大学野球 名商大が4位 名城大最下位

 愛知大学野球春季リーグ(中日新聞社後援)最終週第3日の25日、名古屋市の瑞穂球場で3回戦1試合があり、名商大が名城大に4−2で勝った。名商大は勝ち点2で勝率から4位、同1の名城大が最下位になった。

 名商大は3回1死満塁から高見沢の右前打で同点とし、荒木も右前打で続いて逆転した。水野は今季4勝目。名城大は拙攻で好機を生かせなかった。

 全日程が終了し、優勝した中京大の武藤が防御率0・89で最優秀防御率賞を獲得。最高打率の打撃賞は、打率3割8分5厘を記録した名商大の松沢に決まった。

 1部の5位東海学園大、6位名城大と、2部の1位愛知大、2位愛工大による入れ替え戦は6月6日から、愛知県日進市の名商大グラウンドで行う。

■松沢が初タイトル

 最下位をかけた最終戦は、首位打者争いも繰り広げられた。名商大の松沢が最終打席で三塁打を放ち、26打数10安打の3割8分5厘で頂点に。「チームに貢献できて良かった。運もあった」と初タイトルを喜んだ。

 2回戦を終え、松沢と名城大の西川が3割7分5厘で並んだ。

 松沢は3打席まで1ゴロ、2四死球。8回2死2塁で打順が回り、中村監督が「ここで打ったら首位打者やで」とげき。追い込まれながらもファウルで粘り、高めの直球を左中間に運んだ。

 「甘い球に狙いを絞り、出塁だけを考えてきた結果」と松沢。チームプレーに徹した姿勢が殊勲につながった。


◇瑞穂(名商大2勝1敗)
名城大 100000001―2
名商大 00300001x―4

(2009年5月25日 中日新聞朝刊スポーツ版より)

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