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中日新聞掲載の大学記事

2015.11.02

愛知大学野球 3連盟王座決定戦

■愛大、中京大 決勝へ

 明治神宮大会出場を懸けた東海・北陸・愛知3連盟王座決定戦(中日新聞社後援)は1日、岐阜県可児市のKYBスタジアムで準決勝を行い、愛大(愛知2位)が中京学院大(東海1位)に2−1で、中京大(愛知1位)が日大国際関係学部(東海2位)に5−4で勝ち、ともに決勝進出を決めた。

 愛大は1−1の8回1死三塁から大山(3年、三重・海星)の中犠飛で勝ち越した。中京大は2点を追う8回に福田(3年、石川・北陸学院)らの3者連続適時打などで5点を奪い逆転した。

 決勝は岐阜市の長良川球場で2日午後1時から行う。

■今津、粘って適時打

 8回に勝ち越し打を放った中京大の今津は「今季で一番うれしい瞬間だった」と喜んだ。打線は7回まで3安打。8回にやっと連打が出て追い付き、直後の1死一、二塁で打席に立った。「簡単に凡退して流れを止めたくない」と3ボール1ストライクから際どいボールを4球カット。9球目の甘く入った直球を左前へ運び、走者2人をかえした。

 この回は計5得点し、その直後の9回に1点差まで迫られたが守り切った。今津は「最後まで諦めずに勝ち切れた。決勝もこの勢いで勝ちたい」と意気込んだ。

■愛知秋季リーグ 89季ぶりに 愛院大降格

 愛知大学野球秋季リーグの1、2部入れ替え戦は1日、名古屋市のパロマ瑞穂球場で2回戦を行い、愛院大が愛産大に4−6で2連敗とし、1971年秋以来、89季ぶりの2部降格が決まった。

 愛院大はこの春、1部最多の47度目の優勝を飾ったが、秋は投手陣の不調で開幕から6連敗。勝ち点を一つも取れず、最下位に終わった。

 71年春に部内の不祥事で1部リーグ出場を辞退したため、同年秋に2部に降格した。すぐに入れ替え戦に勝ち、翌72年春、1部に復帰した。

 愛産大の1部昇格は6季ぶり。

 ▽パロマ瑞穂 2回戦(愛産大2勝)
愛院大(1部6位) 020100001―4
愛産大(2部1位) 22001100x―6

本塁打西平(院)

(2015年11月2日 中日新聞朝刊19面より)

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