小学生を中心に子どもらが職業体験などを楽しむ「ＭＩＨＡＭＡ　Ｆｅｓ　ｉｎ　２０１５〜地域の魅力発掘市」（中日新聞社後援）が１８日、美浜町総合公園体育館であった。

　子どもらは塗装業や食肉店など１３職種から選択。木工品の塗装やハンバーグ作りでは、真剣な表情で仕事を体験した。

　この後、報酬として支払われた１００円相当の「ミハマネー」を手に、綿菓子などの店で買い物を楽しんだ。車いす体験や自動体外式除細動器（ＡＥＤ）の装着体験などもあった。

　美浜町商工会青年部や町、日本福祉大が初めて企画。商工会青年部長の服部利吉さん（３９）は「身近な職業の体験などを通して、多くの人が美浜を好きになり、町の将来を考えてほしい」と期待した。（大久保謙司）

（2015年10月19日　中日新聞朝刊尾張版より）