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中日新聞掲載の大学記事

2015.10.15

街づくりに専門知識を 名城大と東区が連携協定

 2016年度に東区矢田南に新キャンパスを開設予定の名城大と区は14日、防災や街づくりなどの分野で協力する包括連携協定を結んだ。専門知識や学生の若い視点を地域の課題解決に生かす。

 新キャンパスは、イオンモールナゴヤドーム前店北隣の約1万8000平方メートルに建設中。キャンパス内に企業やNPO法人が会議、イベントに使える「社会連携ゾーン」(仮称)を設け、交流を促す。

 区役所での締結式で山本正雄区長は、南海トラフ地震の際に近くにあるJRや地下鉄の大曽根駅で帰宅困難者が出ると想定されるため「専門知識をお借りしながら解決策を考えたい」と述べた。吉久光一学長は「地域貢献という社会とのつながりを通じて学生の成長にもつなげたい」と抱負を語った。

 名城大は、新キャンパスで16年4月に外国語学部を新設。17年度には現在、岐阜県可児市と天白区にある都市情報、人間の両学部を移す予定で、4年後には2500人の学生が通う見込みという。(斎藤雄介)

(2015年10月15日 中日新聞朝刊市民総合版より)

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