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中日新聞掲載の大学記事

2009.04.30

社会運動家・賀川豊彦、貧民救済100周年 ゆかりの豊橋でゴスペル演奏会

 豊橋市ゆかりの社会運動家、賀川豊彦(1888−1960年)の貧民救済活動百周年を記念するゴスペルコンサートが29日、市公会堂であり、市民ら約200人が訪れた。

 賀川豊彦は1909(明治42)年に神戸市のスラム街に入り、貧しい人の相談に応じたり、キリスト教の布教活動を始めたりした。

■活動地・神戸のグループ来演

 コンサートには、神戸市を拠点に活動するゴスペルグループ「神戸マスクワイヤ」のメンバー約10人が招かれ、アカペラのほか、差別に苦しんだ黒人の自由などを題材にした曲をピアノやドラムに合わせて熱唱した。

 キング牧師を研究する元名古屋学院大学長の梶原寿さんの講演もあった。

 コンサートは豊橋市で社会奉仕活動を行うキリスト教徒らでつくる実行委員会の主催。(安田功)

(2009年4月30日 中日新聞朝刊三河総合版より)

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