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2015.08.04
不思議な石で実験 金沢工大 児童対象に科学教室
白山市八束穂の金沢工業大生活環境研究所で、小学校高学年を対象にした科学教室があった。白衣、ゴム手袋を身に着けた“科学者の卵”らが不思議な石「ゼオライト」を使った実験や水耕栽培装置作りをした。
同大バイオ・化学部の渡辺雄二郎准教授が指導した。ゼオライトは100万分の1ミリ単位の小さな穴が規則正しく開き、水中の汚染物質除去や、植物に少しずつ肥料成分を供給することができる。
同市内外の小学生22人が参加。4班に分かれ、ゼオライトを電子顕微鏡で見たり、アンモニアを除去したり、草花の水耕栽培装置を作ったりした。
水耕栽培装置はプラスチック容器に肥料成分を含ませたゼオライトを入れ、花や葉を落としたポーチュラカの茎をさして水で浸し完成させた。
金沢市西小学校6年の桶谷海音さんは「金魚を飼っているのでゼオライトを水槽の水浄化に使いたい」と話した。
同教室は日本学術振興会の2015年度小中高校生のためのプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス」に採択された。 (松本芳孝)
(2015年8月4日 北陸中日新聞朝刊白山加賀版より)
同大バイオ・化学部の渡辺雄二郎准教授が指導した。ゼオライトは100万分の1ミリ単位の小さな穴が規則正しく開き、水中の汚染物質除去や、植物に少しずつ肥料成分を供給することができる。
同市内外の小学生22人が参加。4班に分かれ、ゼオライトを電子顕微鏡で見たり、アンモニアを除去したり、草花の水耕栽培装置を作ったりした。
水耕栽培装置はプラスチック容器に肥料成分を含ませたゼオライトを入れ、花や葉を落としたポーチュラカの茎をさして水で浸し完成させた。
金沢市西小学校6年の桶谷海音さんは「金魚を飼っているのでゼオライトを水槽の水浄化に使いたい」と話した。
同教室は日本学術振興会の2015年度小中高校生のためのプログラム「ひらめき☆ときめきサイエンス」に採択された。 (松本芳孝)
(2015年8月4日 北陸中日新聞朝刊白山加賀版より)