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2015.07.01
ゴルフ 岐阜県アマ 川瀬翔也(中部学院大4年)逆転V
第38回岐阜県アマチュアゴルフ選手権は6月25、26日、岐阜県の明智GC明智の東コース(7087ヤード、パー72)で134人が参加して行われ、川瀬翔也(中部学院大4年)が通算4オーバーで優勝、来年の中部アマの出場権を獲得した。3位までに来年の岐阜オープン、20位までに来年の岐阜県アマの本戦出場資格が与えられた。
■首位と5打差も
最終18番、最終組の光田が1メートルのパーパットを外した瞬間、川瀬の大逆転勝利が決まった。「まさか、優勝できるなんて」。川瀬はそう言うと、複雑そうな表情を見せた。それもそのはず、優勝はまるで棚ぼたのようにやってきたのだった。
初日、若原亮太、光田智輝、佐分利忠和の3人が1アンダーの71で首位に飛び出した。川瀬といえば、4オーバーの8位タイ。首位との差は5打もあり、3人がそろって崩れるとは考えにくかった。大学2年で中部学生選手権のタイトルは取っているが、他にはない。最上級生になった川瀬にとって、この試合は学生の試合を除けば、おそらく最後になるアマの試合。どうしても欲しいタイトルだったが、初日、「ショットが奥にいって、返しがオーバーしたり」と悔いの残る4オーバースタート。
アンダーを狙った決勝の2日目もパープレーでフィニッシュするのがやっと。ところが、上位にいた選手全員が崩れ、思ってもみなかった優勝が舞い込んできたのだが、来年からプロを目指す川瀬にとっては喜べない内容。「ショットに不安があるし、まだまだです」。喜びより反省多しの川瀬だった。 (児玉光雄)
(2015年7月1日 中日スポーツ11面より)
■首位と5打差も
最終18番、最終組の光田が1メートルのパーパットを外した瞬間、川瀬の大逆転勝利が決まった。「まさか、優勝できるなんて」。川瀬はそう言うと、複雑そうな表情を見せた。それもそのはず、優勝はまるで棚ぼたのようにやってきたのだった。
初日、若原亮太、光田智輝、佐分利忠和の3人が1アンダーの71で首位に飛び出した。川瀬といえば、4オーバーの8位タイ。首位との差は5打もあり、3人がそろって崩れるとは考えにくかった。大学2年で中部学生選手権のタイトルは取っているが、他にはない。最上級生になった川瀬にとって、この試合は学生の試合を除けば、おそらく最後になるアマの試合。どうしても欲しいタイトルだったが、初日、「ショットが奥にいって、返しがオーバーしたり」と悔いの残る4オーバースタート。
アンダーを狙った決勝の2日目もパープレーでフィニッシュするのがやっと。ところが、上位にいた選手全員が崩れ、思ってもみなかった優勝が舞い込んできたのだが、来年からプロを目指す川瀬にとっては喜べない内容。「ショットに不安があるし、まだまだです」。喜びより反省多しの川瀬だった。 (児玉光雄)
(2015年7月1日 中日スポーツ11面より)