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2015.06.28
卓球 荻村杯 吉村 男子単4強 日本勢唯一
荻村杯ジャパン・オープン第4日は27日、神戸総合運動公園体育館で行われ、男子シングルス準々決勝で世界ランキング30位の吉村真晴(まはる、愛工大)が同16位の朱世●(チュ・セヒョク、韓国)を4−2で破り、シングルスの日本勢でただ一人4強入りした。村松雄斗(東京アート)は中国選手に1−4で逆転負けした。
女子シングルス準々決勝で世界5位の石川佳純(全農)は、同1位で世界選手権個人戦覇者の丁寧(中国)に1−4で屈した。若宮三紗子(日本生命)も同11位の陳夢(中国)にストレート負けした。
2回戦では14歳の伊藤美誠(みま、スターツ)が丁寧に1−4で、世界8位の福原愛(ANA)は同13位の徐孝元(ソ・ヒョウォン、韓国)に2−4で敗れた。
■我慢比べ 強打で突破
ワールドツアー3勝目を狙う男子シングルスの吉村が持ち味の攻撃力で準決勝進出を決めた。カット主戦型で「世界一のディフェンス」と対戦を楽しみにしていた朱世●に強打で真っ向勝負。体勢を崩してもしぶとく拾ってくる相手との我慢比べを4−2で制し、「苦しかったけど良い試合ができた」と充実感に浸った。
準決勝の相手は第1シードの馬龍(中国)を破った尚坤(同)。2年前の対戦時はストレート負けしたというが、「進化したところを見せたい」。男女を通じて日本勢最後の一人となり、「緊張するだろうけど、みんなの期待を胸に戦いたい」と意気込んだ。
(注)●は火へんに赫
(2015年6月28日 中日新聞朝刊28面より)
女子シングルス準々決勝で世界5位の石川佳純(全農)は、同1位で世界選手権個人戦覇者の丁寧(中国)に1−4で屈した。若宮三紗子(日本生命)も同11位の陳夢(中国)にストレート負けした。
2回戦では14歳の伊藤美誠(みま、スターツ)が丁寧に1−4で、世界8位の福原愛(ANA)は同13位の徐孝元(ソ・ヒョウォン、韓国)に2−4で敗れた。
■我慢比べ 強打で突破
ワールドツアー3勝目を狙う男子シングルスの吉村が持ち味の攻撃力で準決勝進出を決めた。カット主戦型で「世界一のディフェンス」と対戦を楽しみにしていた朱世●に強打で真っ向勝負。体勢を崩してもしぶとく拾ってくる相手との我慢比べを4−2で制し、「苦しかったけど良い試合ができた」と充実感に浸った。
準決勝の相手は第1シードの馬龍(中国)を破った尚坤(同)。2年前の対戦時はストレート負けしたというが、「進化したところを見せたい」。男女を通じて日本勢最後の一人となり、「緊張するだろうけど、みんなの期待を胸に戦いたい」と意気込んだ。
(注)●は火へんに赫
(2015年6月28日 中日新聞朝刊28面より)