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2015.03.31
人口調査に官学連携 野々市市と金沢工大
野々市市は2015年度、地方創生に向けた市の現在と将来の人口構成にまつわる基礎調査を、金沢工業大と連携して取り組む。市と大学によると、業者任せにせず、官学で実施するのは珍しいという。
県が毎月公表する統計によると、市の推計人口は12年度からの第1次総合計画で最終年度の21年度の目標に掲げた5万4000人を既に上回る5万5972人(2月1日)。今後も当面、増加が見込まれるという。
調査では、出生や転入、その要因など人口推移の背景を探る。市全体では人口が増えているものの、一部の地区では人口が減っており、高齢化や住居形態など地区ごとの分析も行う。
調査では市が統計データを提供。大学側はデータサイエンスを専門とする中野淳教授を中心にプロジェクトチームを編成し、学生も分析に加わる。都市計画や防災などきめ細かな戦略策定につながるという。 (谷知佳)
(2015年3月31日 北陸中日新聞朝刊白山・加賀版より)
県が毎月公表する統計によると、市の推計人口は12年度からの第1次総合計画で最終年度の21年度の目標に掲げた5万4000人を既に上回る5万5972人(2月1日)。今後も当面、増加が見込まれるという。
調査では、出生や転入、その要因など人口推移の背景を探る。市全体では人口が増えているものの、一部の地区では人口が減っており、高齢化や住居形態など地区ごとの分析も行う。
調査では市が統計データを提供。大学側はデータサイエンスを専門とする中野淳教授を中心にプロジェクトチームを編成し、学生も分析に加わる。都市計画や防災などきめ細かな戦略策定につながるという。 (谷知佳)
(2015年3月31日 北陸中日新聞朝刊白山・加賀版より)