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中日新聞掲載の大学記事

2015.03.30

大府キャンパス完成 人間環境大 看護学部を新設

 人間環境大(岡崎市)大府キャンパスの完成式が29日、大府市江端町3であった。看護学部と大学院看護学研究科(博士前期・後期課程)を新設し、4月に開学する。

 大府キャンパスは、JR大府駅西口近くの江端調整池の上に人工地盤を造って建設。鉄骨造り8階建て、延べ床面積6580平方メートル。教室や各種実習室、図書館などのほか、地域住民との交流や学生ボランティアの窓口となる地域貢献室を設けた。建設費は約20億円。

 調整池の機能を保つため、しゅんせつ工事も合わせて実施。建設費のうち1億5000万円は、その費用として市が補助した。

 完成式には関係者60人が出席した。人間環境大を運営する学校法人河原学園の河原次瞭(じりう)学園長は「看護学部設立には苦難もあったが、大府市や関係者の皆さんの協力で完成できたことに感謝したい」とあいさつ。八木聡明学長は「看護に対するニーズはこれからも高まっていく。看護学を担う人材を育てたい。地域への貢献と連携が大きな役割であり、学生には地域とともに活動してほしい」と話した。 (石井宏昌)

(2015年3月30日 中日新聞朝刊県内版より)

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