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2015.03.27
愛知大学野球 春季日程発表 中部大 秋春連覇へGO
■プロ注目の神鳥が引っ張る
愛知大学野球連盟は26日、春季リーグ戦(中日スポーツ後援)の日程を発表した。4月4日に瑞穂球場で開幕し、5月下旬まで開催される。昨秋、13季ぶり2度目の優勝を決めた中部大は、昨季最優秀選手賞を受賞したプロ注目の神鳥猛流(かんどり・たける)三塁手(4年・享栄)がチームを引っ張る。中部大は開幕戦で名城大と対戦する。
■昨季MVP
「秋春連覇」をすでに見据えている。開校50周年の節目の昨年、13季ぶりの優勝を決めた。連覇がかかる今季、神鳥は「1年生から試合に出てきた中で、個人としてもチームとしても、最も手応えを感じている」と自信を見せた。
昨季は4番として全12試合に出場し、48打数20安打の打率4割1部7厘とリーグ2位の打率を残した。最優秀選手賞、ベストナインを受賞し、主軸として結果は残した。一方で決定機で打てなかった悔しさもあった。苦い思い出は乱打戦となった中京大との初戦。最終回に1点差まで詰めよった。2死二塁、逆転のチャンスでめぐってきた打席。二飛に打ち取られた。
「肝心な時に打てずに何が4番だ」と自分を戒め、徹底的にバットを振り込んだ。体幹を意識しながら1日500スイング、練習がオフの日は1000スイングを超えることもあった。「最近は安定感がさらに増した。感覚もよく、広角に打てるようになってきた」。
大学最終年。プロ入りも視野に入れている。「プロは子どもの頃からの夢。次のリーグ戦が大きなポイントとなってくる」と気を引き締めた。「まずは全日本大学選手権出場を見据えて、できることをやっていきたい」。プロからも注目を浴びる強打者。マークも一層厳しくなるだろう。堀田崇夫監督(40)も「結果を出した次のシーズンが難しい。試されていると思って力を発揮し、チームを引っ張ってもらいたい」と期待を寄せた。
2年の春も打率3割7分を記録して敢闘賞とベストナインを受賞したが、翌シーズンは1割7分と徹底マークに苦しんだ。過去の二の舞いにはならない。満を持してチームを頂点まで引っ張る。(安達健)
▼神鳥猛流(かんどり・たける) 1994(平成6)年2月17日生まれの21歳。愛知県春日井市出身。182センチ、90キロ。右投げ左打ち。ポジションは三塁手。小学1年から春日井リトルで野球を始めた。南戸塚中時代は戸塚シニアでプレー。享栄高を経て2012年に中部大に入学。13年春季リーグで敢闘賞、ベストナイン、14年秋季リーグで最優秀選手賞、ベストナイン受賞。
<愛知大学野球春季リーグ日程>
月日(曜)/対戦カード/球場
4月 4日(土) 中部大−名城大 愛大−中京大 (瑞穂)
4月 5日(日) 中京大−愛大 名城大−中部大 (瑞穂)
4月11日(土) 愛院大−中京大 日福大−愛大 (瑞穂)
4月12日(日) 愛大−日福大 中京大−愛院大 (瑞穂)
4月18日(土) 中部大−日福大 愛院大−名城大 (瑞穂)
4月19日(日) 名城大−愛院大 日福大−中部大 (愛院大)
4月25日(土) 中部大−中京大 愛大−名城大 (名城大)
4月26日(日) 名城大−愛大 中京大−中部大 (春日井)
5月 2日(土) 愛院大−愛大 日福大−中京大 (豊田)
5月 3日(日) 中京大−日福大 愛大−愛院大 (豊田)
5月 9日(土) 中部大−愛院大 日福大−名城大 (春日井)
5月10日(日) 名城大−日福大 愛院大−中部大 (春日井)
5月16日(土) 中部大−愛大 中京大−名城大 (瑞穂)
5月17日(日) 名城大−中京大 愛大−中部大 (瑞穂)
5月23日(土) 愛院大−日福大 (瑞穂)
5月24日(日) 日福大−愛院大 (瑞穂)
【注】開始時間は2試合の日が10時(開幕日のみ10時半)、1試合の日が13時
(2015年3月27日 中日スポーツ11面より)
愛知大学野球連盟は26日、春季リーグ戦(中日スポーツ後援)の日程を発表した。4月4日に瑞穂球場で開幕し、5月下旬まで開催される。昨秋、13季ぶり2度目の優勝を決めた中部大は、昨季最優秀選手賞を受賞したプロ注目の神鳥猛流(かんどり・たける)三塁手(4年・享栄)がチームを引っ張る。中部大は開幕戦で名城大と対戦する。
■昨季MVP
「秋春連覇」をすでに見据えている。開校50周年の節目の昨年、13季ぶりの優勝を決めた。連覇がかかる今季、神鳥は「1年生から試合に出てきた中で、個人としてもチームとしても、最も手応えを感じている」と自信を見せた。
昨季は4番として全12試合に出場し、48打数20安打の打率4割1部7厘とリーグ2位の打率を残した。最優秀選手賞、ベストナインを受賞し、主軸として結果は残した。一方で決定機で打てなかった悔しさもあった。苦い思い出は乱打戦となった中京大との初戦。最終回に1点差まで詰めよった。2死二塁、逆転のチャンスでめぐってきた打席。二飛に打ち取られた。
「肝心な時に打てずに何が4番だ」と自分を戒め、徹底的にバットを振り込んだ。体幹を意識しながら1日500スイング、練習がオフの日は1000スイングを超えることもあった。「最近は安定感がさらに増した。感覚もよく、広角に打てるようになってきた」。
大学最終年。プロ入りも視野に入れている。「プロは子どもの頃からの夢。次のリーグ戦が大きなポイントとなってくる」と気を引き締めた。「まずは全日本大学選手権出場を見据えて、できることをやっていきたい」。プロからも注目を浴びる強打者。マークも一層厳しくなるだろう。堀田崇夫監督(40)も「結果を出した次のシーズンが難しい。試されていると思って力を発揮し、チームを引っ張ってもらいたい」と期待を寄せた。
2年の春も打率3割7分を記録して敢闘賞とベストナインを受賞したが、翌シーズンは1割7分と徹底マークに苦しんだ。過去の二の舞いにはならない。満を持してチームを頂点まで引っ張る。(安達健)
▼神鳥猛流(かんどり・たける) 1994(平成6)年2月17日生まれの21歳。愛知県春日井市出身。182センチ、90キロ。右投げ左打ち。ポジションは三塁手。小学1年から春日井リトルで野球を始めた。南戸塚中時代は戸塚シニアでプレー。享栄高を経て2012年に中部大に入学。13年春季リーグで敢闘賞、ベストナイン、14年秋季リーグで最優秀選手賞、ベストナイン受賞。
<愛知大学野球春季リーグ日程>
月日(曜)/対戦カード/球場
4月 4日(土) 中部大−名城大 愛大−中京大 (瑞穂)
4月 5日(日) 中京大−愛大 名城大−中部大 (瑞穂)
4月11日(土) 愛院大−中京大 日福大−愛大 (瑞穂)
4月12日(日) 愛大−日福大 中京大−愛院大 (瑞穂)
4月18日(土) 中部大−日福大 愛院大−名城大 (瑞穂)
4月19日(日) 名城大−愛院大 日福大−中部大 (愛院大)
4月25日(土) 中部大−中京大 愛大−名城大 (名城大)
4月26日(日) 名城大−愛大 中京大−中部大 (春日井)
5月 2日(土) 愛院大−愛大 日福大−中京大 (豊田)
5月 3日(日) 中京大−日福大 愛大−愛院大 (豊田)
5月 9日(土) 中部大−愛院大 日福大−名城大 (春日井)
5月10日(日) 名城大−日福大 愛院大−中部大 (春日井)
5月16日(土) 中部大−愛大 中京大−名城大 (瑞穂)
5月17日(日) 名城大−中京大 愛大−中部大 (瑞穂)
5月23日(土) 愛院大−日福大 (瑞穂)
5月24日(日) 日福大−愛院大 (瑞穂)
【注】開始時間は2試合の日が10時(開幕日のみ10時半)、1試合の日が13時
(2015年3月27日 中日スポーツ11面より)