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2014.11.27
防犯パトの四日市大生 卒業前 地域に恩返し 朝日の酒造会社お手伝い
四日市市や朝日町で防犯パトロールをする四日市大の学生4人が25日、朝日町縄生の酒造会社「安達本家酒造」で酒造りの手伝いをした。4人は学生グループ「四日市大学地域パトロール(地パト)」のメンバーで、来年3月に卒業を控える4年生。地パトの前代表でもある総合政策学部の後藤大輔さんは「育ててくれた地域に恩返しをしたい」と話し、あと2回ほど手伝うという。(山口登史)
ほかの3人は総合政策学部の岡部歩さんと黒川博之さん、経済学部の三羽雄万さん。4人とも就職先が内定している。
地パトは四日市大近くの団地で防犯活動に取り組む大学OBの勧めで3年ほど前に結成。街路灯のない道路や空き家などを月2回程度、見回る。2年前からは朝日町でも新興住宅街を中心に月1回程度、実施している。
4人は活動をする中で地域住民とも交流を深めた。「たくさんの地域の良さを学ぶことができた」と後藤さん。大学の授業で、とんてきソースに安達本家酒造の日本酒が使われていると知り、恩返しの意味を込めて手伝うことにした。
25日は仕込み始めで、蒸した酒米「山田錦」にこうじ菌をまぶす作業をした。12月初旬にタンクのかくはん、12月中旬に瓶詰めも手伝う予定だ。安達本家酒造の4代目蔵元、安達由晃さん(44)は「やる気に感心する。社会に巣立っても地域のことを忘れないでほしい」と話していた。
(2014年11月27日 中日新聞朝刊北勢版より)
ほかの3人は総合政策学部の岡部歩さんと黒川博之さん、経済学部の三羽雄万さん。4人とも就職先が内定している。
地パトは四日市大近くの団地で防犯活動に取り組む大学OBの勧めで3年ほど前に結成。街路灯のない道路や空き家などを月2回程度、見回る。2年前からは朝日町でも新興住宅街を中心に月1回程度、実施している。
4人は活動をする中で地域住民とも交流を深めた。「たくさんの地域の良さを学ぶことができた」と後藤さん。大学の授業で、とんてきソースに安達本家酒造の日本酒が使われていると知り、恩返しの意味を込めて手伝うことにした。
25日は仕込み始めで、蒸した酒米「山田錦」にこうじ菌をまぶす作業をした。12月初旬にタンクのかくはん、12月中旬に瓶詰めも手伝う予定だ。安達本家酒造の4代目蔵元、安達由晃さん(44)は「やる気に感心する。社会に巣立っても地域のことを忘れないでほしい」と話していた。
(2014年11月27日 中日新聞朝刊北勢版より)