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中日新聞掲載の大学記事

2014.10.11

金沢駅鼓門 光の四季 CG映像試験投影

 金沢市のJR金沢駅東口の鼓門に映像を投影するプロジェクションマッピング「金沢月見ゲート」(11、12両日午後6時半〜9時)の試験点灯が10日夜、現地であり、金沢の四季を表現した光のアートが宵闇に浮かび上がった。

 光アートは、金沢市と金沢工業大メディア情報学科の学生10人の共同制作。「つなぐ」をテーマに、北陸新幹線に乗った観光客に見立てた光輝く流星が、桜や梅、カキツバタ、モミジ、雪など金沢の風景を駆け巡る5分間のストーリー。

 4人が参加するゲーム形式の投影では、かざした手をセンサーが感知すると鼓門の格子に光の線がつながっていき、最後は新幹線が走り抜ける姿を再現。鼓門が赤や黄色に輝く演出に、大勢の通行人が足を止め写真を撮っていた。

 北陸新幹線金沢開業が迫り、夜のにぎわいを創出しようと昨年に続く開催。10日に金沢市広坂で始まった明かりイベント「金沢月見光路」に客を送り出す思いも込めた。

 11、12両日は新幹線開業150日前カウントダウンイベントとして、金沢城公園三の丸広場でも午後6時半〜同9時に映像投影が行われる。参加無料。 (曽布川剛)

(2014年10月11日 北陸中日新聞朝刊34面より)
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