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2014.06.17
地域の課題解決 歩いて探る 3テーマ現状分析 関・上之保で 中部学院大生
中部学院大の関、各務原両キャンパスの学生が、県内の福祉の現状について学ぶ授業の一環で、関市上之保地域の課題解決に向けて動きだした。14日には現地に出向き、地域の現状を調査した。
大学の英知をまちづくりにつなげる関市と中部学院大の連携包括協定の一環。これまでNPOや市民団体の代表らが講義したが、本年度から新たに学生が地域に出て活性化策を考える課程にした。
学生は4月から、上之保のまちづくりや製材の関係者を講師に迎え、地域課題を洗い出して準備。現地調査には、学生46人が参加し「産業」「高齢者」「子ども」の3班に分かれて視察した。
産業班は、大きな木材を使用する「デカ木住宅」や製材所などを見学。4年の中野友介さん(21)は職人の製材技術の高さを見て「後継者を見つけ、どう伝承するかがこれからの課題」と分析した。
学生の発表会は7月中旬、関キャンパスで開かれる。担当する人間福祉学部の飯尾良英教授は、高齢化や過疎化が進む上之保の調査を通し、学生に「肌で感じた学びを生かしてほしい」と期待した。(成田嵩憲)
(2014年6月17日 中日新聞朝刊中濃版より)
大学の英知をまちづくりにつなげる関市と中部学院大の連携包括協定の一環。これまでNPOや市民団体の代表らが講義したが、本年度から新たに学生が地域に出て活性化策を考える課程にした。
学生は4月から、上之保のまちづくりや製材の関係者を講師に迎え、地域課題を洗い出して準備。現地調査には、学生46人が参加し「産業」「高齢者」「子ども」の3班に分かれて視察した。
産業班は、大きな木材を使用する「デカ木住宅」や製材所などを見学。4年の中野友介さん(21)は職人の製材技術の高さを見て「後継者を見つけ、どう伝承するかがこれからの課題」と分析した。
学生の発表会は7月中旬、関キャンパスで開かれる。担当する人間福祉学部の飯尾良英教授は、高齢化や過疎化が進む上之保の調査を通し、学生に「肌で感じた学びを生かしてほしい」と期待した。(成田嵩憲)
(2014年6月17日 中日新聞朝刊中濃版より)