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中日新聞掲載の大学記事

2014.05.09

企業の本音 学生聞き出す 長久手 愛知淑徳大生主催で交流会

 長久手市の愛・地球博記念公園(モリコロパーク)で、市内の愛知淑徳大ビジネス学部の学生が主催する企業交流会が開かれ、スーツ姿の学生らが企業の人事担当者や社会人のOBと語り合い、就職について考えた。

 学生の視点をまちづくりに生かそうと、同学部の上原衛教授(57)と学生の有志40人が、市や県と連携して企画・運営を行っているリニモ(東部丘陵線)沿線地域活性化事業の一環。「企業からの形式的な情報提供だけでなく、疑問をぶつけ社会人の本音を聞こう」と、飲食店チェーン、生命保険会社、製造業など多彩な業種30社の人事・採用担当者らを招いたほか、社会人として企業で働く同大の卒業生20人も出席した。

 会場では、ブースごとに企業の人事担当者や卒業生らが学生と対面する形で懇談。企業との本格的な模擬面接のコーナーもあり、学生らは緊張した表情で自己PRをしていた。

 参加した同大3年の川嶋健裕さん(20)は「この早い時期に就職活動の雰囲気を体感できて良かった」と話していた。(渡辺健太)

(2014年5月9日 中日新聞朝刊なごや東版より)

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