漫画やアニメの登場人物の格好をするコスチューム・プレー（コスプレ）の愛好者が国内外から名古屋に集う今夏の「世界コスプレサミット（ＷＣＳ）」で、海外からの出場者を支援する学生ボランティア団体「ＷＣＳおもてなし学生実行委員会」が新メンバーを募集している。

　ＷＣＳは毎年夏に開かれており、米国や中国など２０カ国の代表チームを含め、国内外のコスプレーヤー１０００人以上が参加するイベントだ。

　学生実行委は一昨年に結成し、現在は大学生ら３４人が所属。昨年のＷＣＳでは、来日したコスプレーヤーのために観光や買い物のガイド、通訳などを務めた。

　新メンバーの募集に当たり、今月２１日午後６時から、名古屋市東区東桜のＷＣＳ事務局で説明会を開く。代表の中部大２年、江崎大さん（２０）は「海外のコスプレーヤーと、家族のように仲良くなれる。メンバーは随時募集していて、興味がある人は説明会にも足を運んでほしい」と呼び掛けている。問い合わせはＷＣＳ事務局＝電０５２（９６２）２００５＝へ。（坪井千隼）

（2014年2月16日　中日新聞朝刊県内版より）