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2008.11.06
骨髄移植って何? 歌手、K―1選手とイベント 8日の名市大大学祭
骨髄移植に広く関心を持ってもらおうと、プロの歌手や格闘家がドナー(提供者)や元患者とともに出演する催しが8日、瑞穂区瑞穂町川澄の市立大病院である。「予備知識のない人向けに」と、医学部・看護学部の学生たちが大学祭「川澄祭」の目玉として企画した。参加無料。 (藤野治英)
講演や公開討論会
川澄祭では2001年から骨髄バンクのドナー登録を呼び掛けている。その様子に、医学部4年の野口翔平さん(22)は「もともと興味のある人しか参加していない」と物足りなさを感じていた。
今年1月に90人で川澄祭実行委員会が結成され、野口さんは副委員長になった。若者を引き付けようと、歌手やスポーツ選手ら有名人20人ほどに直接会って協力を頼んできた。
当日は新進の女性歌手タイナカサチさんが歌声を披露し、白血病を克服して日本初の骨髄バンクを設立した大谷貴子さんが講演。最後は医師やドナー、元患者に、格闘技K−1選手の佐藤嘉洋さん=北区出身=が加わって公開討論をする。
タイナカさんがどんなあいさつをするか、佐藤さんがどんな疑問をぶつけるか。“素人”と専門家の相乗効果にも、野口さんは期待している。
催しは8日正午から病院3階の大ホールで。川澄祭は7−9日の3日間、同所の医学部・看護学部キャンパスで開かれる。
(2008年11月6日 中日新聞朝刊市民版より)
講演や公開討論会
川澄祭では2001年から骨髄バンクのドナー登録を呼び掛けている。その様子に、医学部4年の野口翔平さん(22)は「もともと興味のある人しか参加していない」と物足りなさを感じていた。
今年1月に90人で川澄祭実行委員会が結成され、野口さんは副委員長になった。若者を引き付けようと、歌手やスポーツ選手ら有名人20人ほどに直接会って協力を頼んできた。
当日は新進の女性歌手タイナカサチさんが歌声を披露し、白血病を克服して日本初の骨髄バンクを設立した大谷貴子さんが講演。最後は医師やドナー、元患者に、格闘技K−1選手の佐藤嘉洋さん=北区出身=が加わって公開討論をする。
タイナカさんがどんなあいさつをするか、佐藤さんがどんな疑問をぶつけるか。“素人”と専門家の相乗効果にも、野口さんは期待している。
催しは8日正午から病院3階の大ホールで。川澄祭は7−9日の3日間、同所の医学部・看護学部キャンパスで開かれる。
(2008年11月6日 中日新聞朝刊市民版より)