乳幼児と母親のための中部学院大短期大学部の公開講座「母学（ママがく）キャンパス」が２９日、岐阜市粟野東の岩野田児童センターであった。片桐多恵子学長（７２）が、親子２５組に簡単な英語の歌や手遊びを教えた。

　「パープル（紫）」「イエロー（黄）」といった英単語と同じ色のぬいぐるみを選んだり、英語の歌詞に合わせて自分の体のあちこちに手をあてる童謡「ヘッド・アンド・ショルダーズ（頭と肩）」を聞いたりした。

　片桐学長は「子供は体で言葉を覚える。たくさん英語の歌を聞かせてあげて」と呼び掛けた。

　１２月まで月１回、親子向けのさまざまな講座が開かれる。２００６年に始めた取り組み。次回は１１月６日で、岡田泰子准教授がリズム遊びを指導する。問い合わせは、岩野田児童センター＝電０５８（２３７）６９２９＝へ。（松野穂波）

（2013年10月30日　中日新聞朝刊岐阜近郊版より）