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中日新聞掲載の大学記事

2013.10.24

ごま油使うスイーツ 女子大生考案 きょうから栄で販売

 県内産のごま油を使った菓子「女の子の贅沢(ぜいたく)オムレット」を、椙山女学園大(名古屋市千種区)の学生が考案。24日から同市栄の中日ビル1階、県産品アンテナショップ「ピピッと!あいち」で200円で販売される。

 現代マネジメント学部の東珠実教授(消費者経済論)に、愛知県蒲郡市の企業から「ごま油を使った若い女性向けの商品を開発したい」という依頼があったのがきっかけ。昨秋からゼミの3年生12人が同世代の女性へのアンケートや商品の提案、試食などを重ねた。

 バターの代わりにごま油を使うことで、しっとり、ふんわりした生地に。中に入れる生クリームもアンケートを反映してチーズ風味にし、ブルーベリーソースも加えた。ピンクを基調にした包装には、イラストで材料や中身を説明してある。

 「学生でも気軽に買える価格で、アイデアを具体化するのに苦労した」とリーダーの佐藤世麗奈さん(21)。今月開かれた大学祭でも好評。オムレットを提案した宮川里奈さん(20)は「菓子にごま油を使うのは意外だったが、本当においしくできました」と太鼓判を押す。(北村剛史)

(2013年10月24日 中日新聞朝刊19面より)
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