愛知大学野球秋季リーグ（中日新聞社後援）第５週第１日は５日、名古屋市の瑞穂球場で２試合を行い、愛院大が名商大に８−３、中京大が中部大に５−２で先勝した。

　愛院大は同点の５回、森田（２年、愛知・栄徳）の右前２点適時打などで３得点。６回も２点を加えて突き放した。中京大は２−２の９回に暴投と川本（２年、愛知・中京大中京）の右前２点適時打で勝負を決めた。エース清水翔（４年、岐阜・麗沢瑞浪）は完投で５勝目を挙げた。

■辻佳が好救援　愛院大も先勝

　６回からリリーフした愛院大の辻佳（４年、滋賀・八幡商）は、右横手から繰り出す力のある直球で４回を２安打無失点に抑えた。６〜８回は球を低めに集めて危なげない投球だったが、２死球を出した９回は「三振を狙って力んだ」と反省した。

　チームは開幕以来、３カード連続で勝ち点を落としている。「最後まであきらめずに、勝ちにこだわっていく」と巻き返しを誓った。

◇瑞穂（愛院大１勝）
名商大　００１２０００００―３
愛院大　０１２０３２００ｘ―８

◇同（中京大１勝）
中京大　００００２０００３―５
中部大　０００２０００００―２
本塁打　辻（部）

（2013年10月6日　中日新聞朝刊28面より）