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中日新聞掲載の大学記事

2013.08.18

和紙で風鈴 楽しく制作 金沢で体験会

 金沢工業大建築学科の土田義郎教授(52)の研究室が考案した、和紙を貼り合わせてつくる「かなざわ風鈴」の制作体験ワークショップが17日、金沢市広坂の「ギャラリー&ワークショップ コロニー」であった。

 「かなざわ風鈴」は、10センチ四方の和紙6枚の四隅をそれぞれ貼り合わせ、風が通るすき間をつくったもの。中につるされた真ちゅうの棒と5円玉が涼やかな音を生む。花や鶴などがあしらわれた千代紙を貼り、華やかさを演出している。

 家族連れら14人が参加。土田教授と学部生5人に手ほどきを受け、和紙を星形やハート形に切り抜いたり、ボンドで貼り合わせたりした。

 金沢市東力町の主婦小島敬美さん(37)は、息子(9つ)とおい(7つ)を連れて参加。「紙の風鈴なんて珍しい。子どもも気軽に作れるので楽しかった」と話した。

 ワークショップは、24日午後1時半からも開かれる。参加無料。問い合わせは、土田教授=Eメールtsuchida@neptune.kanazawa-it.ac.jp=へ。

 (兼村優希)

(2013年8月18日 北陸中日新聞朝刊14面より)
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