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中日新聞掲載の大学記事

2013.08.17

セイロン瓜のレシピを紹介 新特産物へフォーラム 鈴鹿

 鈴鹿市の新たな特産物にしようと、産学官で普及を目指す「セイロン瓜(うり)」に関するフォーラムが、鈴鹿市の鈴鹿国際大であり、栽培農家や飲食業者ら100人が出席した。

 鈴鹿短期大の久保さつき教授(食品学)はスリランカ風カレーやチャンプル、スープなどの料理を考案し、レシピ集としてまとめた。壇上で「それぞれの家庭の味付けにするきっかけにしてもらえれば」と話した。

 栽培を提唱したスリランカ出身で鈴鹿国際大のアーナンダ・クマーラ教授は「母国では自然の抗生物質と呼ばれ、病院食でも欠かせない」と話し、豊富に含まれるミネラルをアピールした。フォーラムの後は、大学の食堂でセイロン瓜料理を試食する交流会があった。

 レシピ集は1冊500円で販売する。問い合わせは、「セイロン瓜プロジェクト」事務局=電059(372)2121=へ。(南拡大朗)

(2013年8月17日 中日新聞朝刊三重総合版より)
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