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中日新聞掲載の大学記事

2013.02.28

洋風庭園の整備は特別な場所目指す 東山植物園懇談会

 2018年度の完成を目指している、東山植物園(千種区)の洋風庭園のあり方を検討する第4回懇談会(座長・奥野信宏中京大教授)が園内で開かれ、「特別なひととき」をテーマに整備する方針を決めた。

 東山動植物園再生プランの一環で、植物園2.5ヘクタールを4区画に分けて整備する計画。国重要文化財の温室も解体し、鉄骨の補修などをする。懇談会ではこれまで、園のテーマやコンセプト、各区画の役割を議論した。会合では、市側がまとめた案に委員の識者が発言。来園者が特別な時間を過ごせる場所を目指すとのテーマ案は了承された。一方で、環境学習やイベント開催など区画ごとの役割案は、「特別な場所と感じられない」「インパクトが弱い」と厳しい意見が相次いだ。

 懇談会は最終回で、市側は「一任されたと考えており、意見を踏まえて計画を練っていく」としている。

(2013年2月28日 中日新聞朝刊市民版より)
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