HOME > 中日新聞掲載の大学記事 > 全て
2013.02.14
下町情緒に詩情感じて 映像作家西宮さん 中区 きょうから個展
名古屋学芸大映像メディア学科教授で映像作家の西宮正明さん(80)=東京都目黒区=の個展「フォト短冊紀行」が14日から、中区錦一の名古屋インターシティ1階のキャノンギャラリーで開かれる。27日まで。日曜、祝日休み。
個展は昨年に東京と北海道で開き、名古屋では初めて。モノクロ写真32点を出展した。「床の間や掛け軸など、東洋の精神は『縦長』にある」と考え、いずれもワイド写真を横30センチ、縦80センチの縦長サイズに圧縮加工している。被写体には東京の浅草寺をはじめ、東京スカイツリーや港区芝浦の工業地帯といった西宮さんが生まれ育った浅草周辺の風景を多くにとらえ、「下町情緒」を表現している。
13日に会場設営に立ち会った西宮さんは「ある種の優しさやゆとりといった『詩情』を作品から感じ取ってもらえたら」と来場を呼び掛けた。(河崎裕介)
(2013年2月14日 中日新聞朝刊市民版より)
個展は昨年に東京と北海道で開き、名古屋では初めて。モノクロ写真32点を出展した。「床の間や掛け軸など、東洋の精神は『縦長』にある」と考え、いずれもワイド写真を横30センチ、縦80センチの縦長サイズに圧縮加工している。被写体には東京の浅草寺をはじめ、東京スカイツリーや港区芝浦の工業地帯といった西宮さんが生まれ育った浅草周辺の風景を多くにとらえ、「下町情緒」を表現している。
13日に会場設営に立ち会った西宮さんは「ある種の優しさやゆとりといった『詩情』を作品から感じ取ってもらえたら」と来場を呼び掛けた。(河崎裕介)
(2013年2月14日 中日新聞朝刊市民版より)