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2012.08.01
米ディズニーで就業体験 名古屋外大で帰国報告会
名古屋外国語大(日進市)の学生11人が米フロリダ州のテーマパーク「ディズニーワールド」でインターンシップ(就業体験)を終え、31日に同大で帰国報告会を開いた。ディズニーでのインターンは中部地方の大学で初。実践英語と同時に、一流企業で社会勉強を積んでもらおうと同大が昨年始めた。
今回の第1期生は昨年9月に渡米し、今年1月から7カ月間、ディズニーに住み込んで働いた。飲食店や売店の店員、アトラクションの案内役などとして勤務。ディズニー側から給与も支払われた。インターンは名古屋外国語大の単位として認められる。
学生は大学で英語を重点的に学んできたが現地では当初、客や同僚の話し言葉が聞き取れず、悪戦苦闘。飲食店や土産物店員として働いた現代英語学科3年川島大生さん(20)=岐阜市=は「最初は言葉も分からず、仕事もきつくて落ち込んだ。後半は英語も上達し、仕事も楽しめるようになった」と笑った。
パレードで観客の誘導役を務めた同学科3年矢島彩衣さん(20)=岐阜市=は「客に場所を移動してもらうときなど、納得してもらうのに苦労した」。仕事を通じて語学力と接客力が身についたといい「客室乗務員になりたいという夢が、今回の留学で近づいたと思う」と自信を見せた。
名古屋外国語大は今後も学生をディズニーへ送り出す考え。現代国際学部の木村友保教授は「接客や人間関係など、言葉以上に多くのことを学んできたと思う。この経験は非常に大きい」と話した。 (坪井千隼)
(2012年8月1日 中日新聞朝刊県内総合版より)
今回の第1期生は昨年9月に渡米し、今年1月から7カ月間、ディズニーに住み込んで働いた。飲食店や売店の店員、アトラクションの案内役などとして勤務。ディズニー側から給与も支払われた。インターンは名古屋外国語大の単位として認められる。
学生は大学で英語を重点的に学んできたが現地では当初、客や同僚の話し言葉が聞き取れず、悪戦苦闘。飲食店や土産物店員として働いた現代英語学科3年川島大生さん(20)=岐阜市=は「最初は言葉も分からず、仕事もきつくて落ち込んだ。後半は英語も上達し、仕事も楽しめるようになった」と笑った。
パレードで観客の誘導役を務めた同学科3年矢島彩衣さん(20)=岐阜市=は「客に場所を移動してもらうときなど、納得してもらうのに苦労した」。仕事を通じて語学力と接客力が身についたといい「客室乗務員になりたいという夢が、今回の留学で近づいたと思う」と自信を見せた。
名古屋外国語大は今後も学生をディズニーへ送り出す考え。現代国際学部の木村友保教授は「接客や人間関係など、言葉以上に多くのことを学んできたと思う。この経験は非常に大きい」と話した。 (坪井千隼)
(2012年8月1日 中日新聞朝刊県内総合版より)